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Minato Unesco Association

世界の味文化紹介 キルギス共和国の家庭料理

日時:2017年2月26日(日)12:00~15:30
会場:港区立男女平等参画センター「リーブラ」料理室

講師 ティニスタノワ・ジャニルさん

キルギス共和国

 ユーラシア大陸のほぼ中央、中央アジアの山岳の国。旧ソビエト連邦の共和制国家。面積は日本の半分ほどで、人口は約600万人。首都はビシュケク。
 古より遊牧の民が行き交うシルクロードの要であり、現在も80もの民族が共存し、多様な文化を織りなしている。

キルギス料理
 遊牧文化の国・キルギスの料理に肉が欠かせない。ロシア料理の影響を受けながらも、日々の食事は中国西域やモンゴルから伝わった伝統的な遊牧民族の羊肉料理などを食べるなど、周辺諸国の料理の影響も受けている。
 イスラム教徒が多いため、あまり豚肉は食べない。

講師紹介

 ロシアトムスク国立大学、キルギス科学アカデミー大学院を卒業。2004年JICA研修生、2005年度外務省招聘研修生時、宇都宮市のいっくら国際文化交流会で日本文化・日本事情他を研修。2012年、岩手大学工学研究科で、デザイン・メディア学、情報システム専攻、修士・博士取得。2015~2017年3月、石川島播磨株式会社IHIグローバルビジネス統括部、マーケテング部に出向。ロシア、中央アジアとの新事業開発に取り組む面白さ、醍醐味を実感しながら、日本と母国の関係緊密化に尽力されている。

【当日のメニュー】
1)ショルポ(スープ)
 鍋に水、ラム、鶏ガラ(骨付き羊肉の代用)を入れ30分煮込む。その後、アクを取りのぞき、人参、玉葱、じゃが芋を入れ約1時間煮込こんだ後、塩で味付けする。デイル、小葱を刻み散らす。

2)マンテイ(マントウ)
 牛ひき肉、ニラ、小さめの玉葱のみじん切りをよく混ぜ、具を作る。
 まず、生地(小麦粉+水)をこねる。ギョウザの皮ぐらいの厚さに伸ばし、正方形に切り、具を入れ包み成型する。
 湯むきトマトを小さく切り刻み、にんにく醤油をたらしたソースをつけて食べる。

3)ボルソク(揚げパン)デザート
 小麦粉500g、牛乳250g、イースト菌、塩を入れて混ぜ練り、薄く伸ばし、ダイヤ形に切り、揚げる。フォークで穴をあけて、サラダ油で揚げる。蜂蜜をつけて食べる。

 若く溌溂としたジャニルさんに母国の家庭料理を紹介していただきました。特に、マンテイは日頃私たちがよく作る餃子に似たもので、生地の成型が見るからに可愛らしく、心温まる一品でした。皆、懸命に楽しく実習しました。ボルソクにつける蜂蜜は、ジャニルさんの親戚の養蜂場で作られたものだとのこと、とても美味しかったです。また、ロシアの養命酒「バルサム」は紅茶の香りを引き立てました。