港ユネスコ協会とは、1981年10月17日に設立された、東京都港区内に拠点を置いてユネスコ活動を行っている民間のボランティア団体です。
●2021年10月に創立40周年を迎えました。これを記念して記念誌を発行しています。(クリックするとPDFで読むことができます。)
2021年11月26日(金)に開催された、文科省ユネスコ未来共創プラットフォーム事業の「第5回ユネスコ未来共創ダイアログ」で、永野博前会長が港ユネスコ協会の活動を紹介しました。
平和を考えるシリーズ第6回シンポジウム「ユネスコ教育勧告が日本に問いかけるもの ―若者と考える教育の未来―」
和の美しさをクリスマスに!西陣織でオーナメント作り体験
8th Japanese Speech Contest
- 2024年11月13日:「茶道入門講座」(2024/10/28~2025/3/24開催、全6回分)は、定員に達しました。現在募集を締め切っています。
- 2024年3月15日:2024年度ビジネス英会話講座を4月4日から開講します
- 2024年3月15日:2024年度TOEIC対策講座を4月1日から開講します
東京港区は日本で最初に外国公館が置かれたところです。現在大使館の半数以上が同区内にあり、また人口比で在住外国人が最も多い地域の一つであり、外資系企業の多さは日本一です。そんな地域的要請から、区内在住の外国人と日本人のよりよい交流を目的に当協会が発足しました。会員制で、現在会員は同区内ばかりでなく首都圏にまで及んでいます。
活動は、地球人として我々はどうすべきかを考えるシンポジウム、ゆかた着付けや書道など実演により紹介する日本の伝統文化紹介、国際理解講座、世界の味文化紹介、みなと区民まつり参加、語学教室など興味深い行事が目白押しです。これら活動の多くは、港区教育委員会との共催により行われています。
一度覗いてみませんか。そしてあなたのご参加をお待ちしております。
港ユネスコ協会は2021年10月に創立40周年を迎えました。これを記念して4月20日(水)、創立40周年記念行事が開催されました。
浦田幹男 港区教育委員会 教育長からは、「港ユネスコ協会は港区の国際交流、相互理解、国際親善に大きく貢献いただいている。」として、お礼のお言葉をいただくなどご挨拶をいただきました。
浦田教育長ご挨拶
永野博 前会長挨拶
港ユネスコ協会は昭和56年(1981年)10月に白金プリンス迎賓館で設立総会を開きましたので、この度、満40歳を迎えることになりました。これまでの発展は初代丹下健三会長、第2代の三輪公忠会長、第3代の高井光子会長をはじめとする会員の方々の努力の賜物であり、すべての関係者の方々に感謝申し上げます。港ユネスコ協会の設立、運営にあたりましては当初より港区のご支援をいただいてまいりましたが、本日は港区教育委員会浦田幹男教育長をご来賓にお迎えし、大変嬉しく存じております。
ユネスコ精神の源流は1920年代に国際連盟で活躍された新渡戸稲造事務次長などの発案によると言われていますが、新渡戸博士の愛弟子であった松本重治先生が港ユネスコ協会発足時の主要メンバーであったことからわかるように、当協会設立の理念はユネスコ精神の源流にさかのぼることができます。我が国における民間ユネスコ運動は1947年に設立された仙台ユネスコ協力会から始まりましたが、その設立に寄与された上田康一さん(当時:外務省東北終戦連絡事務局連絡官)は港ユネスコ協会の常任理事として創立5周年記念特別号に「初心忘るなかれ」と題して寄稿され、「平和活動」と「親善活動」を活動の二本柱として提示されています。
平和はユネスコ憲章に掲げられている理念ですが、複雑な現代社会におきましては、気候変動、地球環境、生物多様性、人権、ジェンダー、エネルギー需給、私たちの生活・働き方すべてが世界の平和とかかわっています。現在、港ユネスコ協会では、異文化交流・理解、国際機関としてのユネスコの行う活動を市民へ伝えること、若い世代との交流を活動の3本柱としています。ロシアのウクライナ侵攻をみますと、民間ユネスコ運動の価値はこれまでとは次元の異なる意味でその重要性を高めています。これからの10年、20年に向けて港ユネスコ協会の更なる発展を祈念したいと思います。
第二次大戦後、世界はユネスコ(国際連合教育科学文化機関)を中心に平和を築くための努力を積み重ねてきた。この度のロシアによる主権国家としてのウクライナへの武力による攻撃は国際連合憲章上、許されないものであり、その国連の常任安全保障理事国であるロシアが公然と軍事侵攻することは、ありえない事態といわざるをえない。このようなことが看過されると、戦後営々と築かれてきた世界各国の安全を担保する国際秩序が根幹から揺り動かされることになる。このことに関してはユネスコも下記声明を発し、国連のグテーレス事務総長も最悪の事態として非難をしている。ユネスコの理念に共鳴して活動する我が国の民間ユネスコ運動の一端を担う港ユネスコ協会もこの事態に抗議するとともに、一日も早い平和的な解決を祈ります。
ウクライナに関するユネスコの声明(2022年2月24日)
https://www.unesco.org/en/articles/unescos-statement-recent-developments-ukraine
2022年3月7日
港ユネスコ協会
その英語名のUnited Nations Educational, Scientific and Cultural Organizationの頭文字をとってUNESCOと略称され、親しまれています。
ユネスコの目的は、ユネスコ憲章の中に「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」という言葉ではっきリ示されています。
日本は1951年7月、60番目の加盟国となリました。
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