日本語 English
Minato Unesco Association

2018年度坐禅体験講座

日時:2018年6月25日(月)18:30~20:30
場所:萬年山青松寺(港区愛宕2-4-7)

昨年度から取り組み始めた坐禅体験は、今回で3回目となる。青松寺の坐禅堂はリニューアル工事中のため、本堂に場を移しての坐禅体験となった。参加者数は36名であった。
始めに無関師から、パワーポイントを使って「座り方」のご説明があった。骨格の仕組みから説き起こし、「骨を意識する」のが重要とのお話。力まずリラックスした姿勢で座禅に入るよう導かれた。外国人参加者に配慮し、説明は日本語と英語で行われ、膝や腰が痛む方には椅子席が用意されている。立派な本堂での坐禅は、厳粛な雰囲気に包まれてしばし静かに座ることが出来た。

体験の後はさらに講堂に移動し、無関師が「お経」の話をして下さった。「お経とは、インドのサンスクリット語で書かれたものを漢語に訳した、仏教の漢訳経典である。だから音だけ聞いても意味が分からない。」般若心経についても少し触れて下さったが、短い時間で到底理解できる内容ではないと感じた。
青松寺様では座禅会の他にも写経や各種講座などの活動をなさっているので、関心のある方は是非そちらに参加して頂きたい。

今回の坐禅体験会にご協力下さった無関師始めお寺の皆様に、この場を借りて改めて感謝申し上げます。