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Minato Unesco Association

第二回 日本語スピーチコンテスト

日時:2018年12月1日(土)13:30~16:00
会場:港区立生涯学習センター101号室

今回は12名のスピーカーを含め、76名のかたが参加されました。全体の進行は下記の式次第にそって執り行われました。

永野MUA会長
  1. 開会宣言・司会 (副会長 宮下ゆか里)
  2. ご挨拶(港ユネスコ協会会長 永野博)
  3. スピーカー紹介
  4. スピーチ開始
  5. 休憩
  6. 審査(この間、会場にて参加者とスピーカーの交流会を設営)
  7. 審査結果の報告
  8. 表彰式
  9. 参加者の感想
  10. 交流会の総括
  11. 閉会の辞(副会長 菊地賢介)
  12. スピーカーの記念撮影

第1部 スピーチ

下記12名のスピーカーが順番に自己紹介をした後、それぞれのテーマについてスピーチを行いました。
1.Ms.カレン・リー(オーストラリア 台湾)聖インターナショナルスクール
 「日本・台湾オーストラリア」
2.Mr.ジェイク・チョン(韓国・アメリカ)インターナショナルスクール7年生
 「日本でおもしろいと思ったこと3つ」
3.Ms.パク・ジュンヨン(韓国)弁護士
 「私と東京、東大、新橋」
4.Ms.リュウ・フン(中国)作新学院大学人間文化学部3年生
 「出会いは宝、仲間は財産。仲間たちとの日々のこと」
5.Mr.クリフ・ユーン(オーストラリア)ニシマチインターナショナルスクール2年生
 「さいこうのにほん ドラえもん!」
6.Ms.クロエ・ユーン(オーストラリア)ニシマチインターナショナルスクール5年生
 「日本で感激したこと、おもしろいこと」
7.Ms.アンジャナ・K.C(ネパール)非営利団体代表
 「障害者外国人のわたしから見た日本」
8.Mr.バシル・アハマド・ハムダルド(アフガニスタン)アフガニスタン大使館一等書記官
 「私の日本での忘れがたい思い出」
9.Ms.サントス・マリア・ルーデス(フィリピン)エスティシャン
 「日本人は自分たちの為にももっと自己主張しませんか」
10.Mr.イエ・メーン・アウン(ミャンマー)国際日本語学院学生
 「元気が出るラーメンと自分で考えさせる日本語」
11.Ms.ヌロア・グリゾル(タジキスタン)武蔵野大学(タジキスタン国立言語大学からの留学生)
 「親切さとは」
12.Mr.リー・チャー・チェーン(カンボジア)武蔵野大学(プノンペン王立大学からの交換留学生)
 「3つの興味」

第2部 会場参加者とスピーカーとの交流会/審査及び審査結果の発表

☆会場参加者とスピーカーの交流会
 小林亮玉川大学教授ご指導の下に、慶応義塾大学ユネスコクラブ(港ユネスコ協会ユース委員会)の学生がファシリテーターとして参加しました。参加者は3 つのグループにわかれ、それぞれスピーカーを囲みながら「留学生の苦労話、日本や日本語への思い、日本観や今後の展開など」について自由な質疑応答を行いました。

(この間、審査委員は別室にて審査を行いました)

☆審査結果の発表
 坪谷郁子審査委員長(東京インターナショナルスクール理事長)より、以下の通り受賞者3名の発表が行われました。

「最優秀賞」:Mr.イエ・メーン・アウン(ミャンマー)日本滞在期間7ヶ月(右下写真の中央)
「港ユネスコ協会会長賞」:Ms.サントス・マリア・ルーデス(フィリピン)滞在期間8年(同右)
「審査委員特別賞」:Mr.クリフ・ユーン(オーストラリア)滞在期間14ヶ月(同左)

☆表彰式
 永野会長から上記3名の受賞者に対して、それぞれ賞状、カップ、記念品(輪島塗の夫婦箸)が、また優秀賞の方々に対しては、賞状、盾、記念品(輪島塗の夫婦箸)が授与されました。

表彰を受けた12 名のスピーカー
受付デスクの慶大生

☆受付担当
(慶應義塾大学ユネスコクラブ・港ユネスコ協会ユース委員会)

☆感想文 筒井真子
(港ユネスコ協会ユース委員会委員長・慶應義塾大学ユネスコクラブ6期代表)

 第2回スピーチコンテストで様々な国、年齢のかたがお話しされているのを聞かせいただき、私が日本で暮らしている限り感じることのできないことを外国人目線で語っていただき、改めて日本のいいところを再発見することができました。また、交流会ではファシリテーターをつとめさせていただき、様々な国の方と交流する機会をいただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。各国のお祭りの話や、民族衣装の話、国民性の話と、普段聞くことのできない話を直接聞くこともできました。私たちが思っている以上に、日本は素晴らしい国だと感じることができたので、この日本で生まれ育ったことに感謝していきたいです。