「ミンダナオ子ども図書館」への寄贈
日時:2022年11月16日実施
担当:今村、磯部、田川、石合、奥村
ミンダナオ子ども図書館とは
ミンダナオ子ども図書館は、2002年松居友氏が、フィリピン・ミンダナオ島の中央に位置するキダパワン市の郊外のアポ山麓の農地に立ち上げられた現地法人である。
主な活動は
①読み聞かせなどの子ども図書館活動&先住民族やイスラム教徒、難民の子供たちへの読み聞かせ
②奨学生支援
③医療支援
④保育所建設支援
⑤植林環境支援 など
これらの活動の中心となっているのは、奨学金を受けている学生たち。宗教・部族の違いをこえて青年や子供が共同生活をしながら学び、活動をしている。又、日本からの大勢の支援者の寄付によって成り立っている。
毎年、港区民祭りが終わる頃に、磯部さん今村さんとミンダナオ島への寄贈品の発送日の日程が話題になる。今年度は更に田川さん、石合さんもお手伝い下さるとの心強い申し出を受け、11月16日に決定した。事務局からは発送用の段ボールの手配をして頂き当日を迎えた。区民祭りで残った品々と会員・一般の方々からの寄贈品等を、島民の方々の笑顔を想像しながら和気あいあいと詰めていく。
12月に入り、貨物船はどのあたりまで進んだかな?と想像していたら何と12月3日にTVのニュースでミンダナオ島にM7.7の地震発生を知らされた。一瞬、寄贈品は海に・・・と悪い予感が走った。どうか無事に着きますようにと祈るばかり。何と先方の担当者からMUA宛に荷物が着きました!という感謝のメールを頂き安心した次第である。後日寄贈品を手に、嬉しそうな表情の写真も送信して頂いた。次年度は島民の方々がどのような品をご希望か伺い、少しでも寄り添いたいと思っている。
(常任理事 奥村和子)