2024年11月10日
世界の味文化紹介
西インドの家庭料理
日時:2023年7月30日(日)
会場:港区立男女平等参画センター「リーブラ」
参加者:20名(料理委員会員7名含む)
講師のボンキシエ・ブルワさんは西インド・マハラシュトラ州ブネ市のご出身で、1993年結婚を機に初来日。2004年に能力試験旧N1を取得され、日本語を学びながら西インドの家庭料理を教えておられます。日本語の堪能なブルワさんから、まずは恒例のお国の紹介がありました:
インドは人口が世界一の14億(年齢構成 ~14歳28.5%、15~64歳まで65.8%、65歳以上5.8%、平均年齢28歳:日本は各12.3% 60%、27.7%、平均年齢48歳)。国土が広く(日本の約9倍)、それぞれの地域により話す言語から食べ物までちがっており、方言は約1800もあるといわれます。公用語は英語とヒンディー語で、ルピー札には17言語が記されている。料理についていうと、日本のカレーはインド料理とは別物。インド人の多くはべジテリアンでタンパク質を主にたくさんの豆からとっています。インドのお米にも種類がありますが、ウクライナでの戦争勃発以後、インド政府はバスマティ米以外は輸出禁止にしています。
当日のメニューは以下のとおり盛沢山で、スパイスのマスターになれそうです:
さあ、沢山の料理を時間内にということで、参加者・スタッフ一同、ブルワさんのポイントを抑えた指導のもと手順よく調理に取り組み、会場はスパイスのいい香りで一杯になりました。美味しく大満足の味文化イベントを通じて、期せずして人口の問題、戦争のもたらす食糧問題もちょっぴり知りました。ブルワさんに感謝です。
(常任理事 松崎加寿子)