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Minato Unesco Association

韓国の家庭料理

世界の味文化紹介
韓国の家庭料理

日時:2022年10月22日(土)12:00~15:30
会場:港区立男女平等参画センター「リーブラ」料理室

 コロナの影響を受けて2年ぶりの世界の味文化紹介となりました。今回は講師に金仁雅さんをお招きして、「韓国の家庭料理」を開催しました。金先生は韓国ソウルのご出身で、牧師のご主人と共に22年前に来日されました。韓国語教室やハンドベル教室でも指導されています。また、二人の実子、二人の里子のお母さま・オモニでもいらっしゃいます。

調理実習に先立って、まずは韓国料理についてのレクチャーがありました。ひと口に韓国料理といってもやはり地方によってちがうものがあり、先生の料理はソウルの味とのこと。

今回のメニューは以下の5点でした:

①キンパ:最近はスーパーの総菜コーナーでもみかけるようになりましたが、韓国海苔巻きごはんが酢ではなく
 ごま油、いりごまの味付けです。
②韓国おでんスープ:具を長い串でさした韓国おでん。他の野菜と共にほんだし白だし醤油で煮込みます。
③チャプチェ:韓国料理では唐麺という春雨を使い、牛肉や野菜をもどした春雨と共に炒めます。醤油、ごま油、
 砂糖少し、それに胡椒で味付けします。
④正月チジミ3種:チジミの粉なども売られて馴染みですが エリンギやズッキーニといった野菜、合いびき肉に
 豆腐や野菜をいれて、粉溶き卵をつけ焼きました。
⑤先生ご持参の五味子茶:チョウセンゴミシの実からつくったお茶です。どれも彩りがよく、なによりヘルシーです。

上段は③と④、中段右は②、下段は①と⑤
金先生とMUAスタッフ

参加者総勢24名が和気あいあいの世界の味文化教室でした。そして異国の文化や料理を知る事で、巷でいわれるような対立などを乗り越えていけるユネスコ精神を確信しました。

(世界の料理委員会 常任理事 松崎加寿子)