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Minato Unesco Association

薬膳料理教室(お話と実習)

講師:山口由美子、アシスタント:本田淑子

日時:9月27日(日)12時~15時30分
場所:港区男女平等参画センター「リーブラ」料理室
参加者:応募者16名+スタッフ9名

<メニュー>
1、スペアリブの粥
2、蒸し野菜と麻辣肉味噌
3、補腎の田作り
4、蓮根餅
5、白木耳(シロキクラゲ)のジュレ
6、シェントウジャン豆乳スープ、菊花と決明子茶

 6月に定員24名で計画されていた料理教室ですが、新型コロナウイルスのため9月に延期。人数も定員を16人、スタッフも制限し、消毒、マスク、手袋着用など細心の注意が払われました。また、食材に触れることを極力避けるため、講師、アシスタントの方々のご尽力で、事前に料理の下ごしらえが行われました。
 調理実習の前に、福岡市で「マンダリンキッチン」主催、福岡大学「ケインズキッチン」で講師もされている山口由美子講師からパワーポイントを用い「陰陽五行学説」に基づいた「薬膳」講義がありました。
 「薬膳料理」とは、中医学理論に基づき、食材と中薬(生薬)を組み合わせた料理。中国に於ける薬膳の歴史は古く、3000年以上前に書かれた「周礼」という聖典に出てきます。長い歴史過程で変遷しながらも、季節の陰陽の調和、五行学説との組み合わせから、その時々の食材の効力で、身体の精気を補うことが出来るものとされてきました。

 お話の中で「白い食材は肺を潤し肌にも良い」「髪の毛を増やすには腎を補う食材をコツコツ食べる」「中国でビールは冷やさないのは、胃腸の活力を守るため」など。身近な話題も交えながらの興味深い講義。また、秋は冬に入る前のデドックスのため「ピリ辛」の食材を少し摂ると良いとの事。15分の予定が30分の講義になりました。
 調理実習自体は下準備が十分施されていたため順調に進み、試食も距離を取りながら、歓談は出来るだけ控えることになりましたが、参加者は美味しく出来た料理に満足そうでした。「肺を潤し免疫力を高める秋の薬膳~乾燥する秋、見えない敵から体を守る薬膳の知恵」。新型ウイルスに翻弄され、「ウイズコロナ」の時代に生きる現代。今の暮らしに応えた企画「料理教室」になったと思います。