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Minato Unesco Association

怒りと向き合う 原爆の話から私たちの怒りへ

世界を見よう! みなとUNESCOサロン for SDGs
怒りと向き合う 原爆の話から私たちの怒りへ

日本人の怒りへの関心にはきっかけがある。米国での戦後50周年記念の原爆投下機の展示をめぐる論争で、退役軍人達の怒りが実質的な中止を招いたこと。また教室での留学生と日本人学生の怒りのイメージ画に見る興味深い相違。

怒りと原爆、この重いテーマと取り組むのに、まず『鶴女房』における「怒りの不在」と、『蛙の王様』における「怒りが生み出すハッピーエンド」を対比します。そして平和記念資料館や原爆文学の正典『黒い雨』と『夏の花』における怒りの不在、その理由と意味を考えます。

最後は、対照的に怒りが露わな『はだしのゲン』での、怒りがポジティブな力を発揮するエピソードを素材に、上手く怒るとはどういうことなのか皆さんと一緒に考えましょう。

■日時:2023年10月11日(水)午後6時30分~(受付開始午後6時~)

■講師:手塚 千鶴子氏
    1986年ミネソタ大学教育心理学博士号取得。帰国後慶応大学にて日本人と留学生共習の「日本人の心理学」
    「異文化コミュニケーション」等の授業と、主に留学生のカウンセリングを担当。元日本語•日本文化教育
    センター教授。地域にも開かれた学外の一軒家での「三田の家」プロジェクトでは、日本人と留学生との交
    流の場を運営。

■会場:港区立生涯学習センター3階 305号室

■定員:30名(申し込み先着順)

■参加費:500円(会場受付でお支払いください。)
 *学生・外国籍および港ユネスコ協会会員は無料。

お申し込み
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   *定員になり次第終了。

■お問い合わせ
 >>お問い合わせフォームはこちら
   港ユネスコ協会 〒105-0004 東京都港区新橋3-16-3 港区立生涯学習センター 3階
   Tel:03-3434-2300
   火曜日~金曜日(祝日を除く)10時30分~17時