日本の伝統文化「盆石」実演と体験
月日:2020年11月21日(土)
会場:港区立生涯学習センター305号室
講師
水野賀弥乃:ゲッシュタルト・セラピストとしてワークショップを開催。産業カウンセラー、キャリアコンサルタント。
窪田麻里: フラワーデザイン教師。聖心女子大学同窓会館フラワーデザイン教室開催。
内容
1)盆石の歴史について説明
2)講師二人によるデモンストレーション
3)参加者各自、お盆に好きな絵を打つ
「盆石」とは黒塗のお盆に、白鳥や鷹の羽、匙など専用の道具を用い、石や白砂によって山海の雄大な景を打つものです。室町時代の足利義政から千利休、細川忠興などを通して整えられ、日本独自の文化として発展を遂げてきました。
参加者の感想
☆めずらしい道具がいろいろあり、興味が広がった。
☆スウェーデンには無い芸術だ。(スウェーデン女性)
☆余白の美という水野先生の説明に感激した。
☆究極のエコを感じた。
☆今日来て良かった
☆世界に誇る日本文化を経験できてよかった。
☆日本にも知らない世界がある事を、今日知った。
☆白と黒のコントラストが素晴らしい。
☆細かい作業に、久しぶりに集中した。
ひとこと
石や砂によって景色を描くことを、景を打つと言います。使用される細かい砂は風を嫌いますが、コロナ感染対策のためやむをえず窓を開けての作業となりました。少しの時間でしたが、両講師の実演と懇切な指導により、伝統文化盆石の奥深さや繊細さを参加者皆さんに知って頂くことができました。