池坊の歴史 ーいけばなは池坊から始まりましたー
聖徳太子の創建と伝えられるいけばな発祥の地、京都の六角堂(紫雲山頂法寺)。初代住職は遣隋使として中国に渡った小野妹子が務めたといわれています。六角堂の池のほとりに住む代々の住職が朝夕仏前に花を献じており、いつしか池坊と呼ばれるようになりました。室町時代の文献である「碧山日録」には、1462年に池坊専慶の花が見事であると京都中の評判になった記録が残されています。仏前供花は、鑑賞の花、おもてなしの花となり、人から人へと伝えられて脈々と現代に息づいています。
「いけばな」は池坊から始まりました。ー枯れた花にも華があるー
室町時代に池坊專応がいけばなの理念を確立し、華道が成立しました。その理念は、単に美しい花を鑑賞するばかりではなく、草木の生えてきた背景、命の輝きを重視し、花をいけることによって悟りに至るというものです。
池坊では満開の花ばかりが美しいのではなく、未来を感じさせる蕾、雨露風雪により朽ちた枝葉にも美しさを見出しています。
■日時
2024年11月9日(土) 13:30~16:00
■講師
中村正和氏
華道家元池坊のいけばな教育機関である池坊中央研修学院の研究員を務め、本部講師として全国各地の華道教授者等に指尊する傍ら、浅草東本願寺池坊教室を主宰。
2010年、2016年には全米いけばな特派講師としてそれぞれ3か月間、アメリカ・カナダ各地でいけばな指導にあたった。
公荏財団法人日本いけばな芸術協会評議員。
■会場
港区立生涯学習センター 101号室
港区新橋3-16-3(JR新橋駅烏森口から徒歩3分)
■定員
25名(定員を上回った場合は抽選)
■参加費(材料費等)
*港ユネスコ協会会員:3,000円
*一般の方:3,500円
■振込先
郵便払込口座番号:00130-0-157457
加入者名:港ユネスコ協会
※11月1日(金)正午以降は、キャンセル料として参加費全額いただきます。
■お申し込み
申込者が定員を超えたため、申込の受付を終了させていただきました。ありがとうございました。
お申し込みは、ホームページから、①いけばな体験②氏名(ふりがな)③電話番号を記入してお申し込みください。
申込受付期間:2024年9月1日(日)~10月18日(金)必着。申し込み多数の場合は抽選。
>>ホームページの申し込み画面。
■お問い合わせ
港ユネスコ協会 〒105-0004 東京都港区新橋3-16-3
Tel:03-3434-2300
火曜日~金曜日(祝日を除く)10時30分~17時
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